病院からいきなり自宅にかえるのはつらいから、
その前にちょっとひと息。
在宅での介護に疲れたご家族が、ちょっとひと息つきたいとき、
在宅ホスピスでは無理になってしまったけれど、入院はしたくない。
これまで慣れ親しんできた在宅スタッフに、引き続きケアしてほしい。
あなたのそんな思いをかなえてくれるホテル感覚の在宅ホスピス支援ハウスです。
ご注意 「ひと息の村」は完全看護の医療施設や介護保険施設ではありませんので、医療・介護のサービスは提供しておりません。医療・介護サービスをご希望の方は、各医療機関や介護事業所との契約になります。
私は父の診療所(昭和41年創設)に平成8年から院長として就任し、これまでの10年間で200人の在宅ホスピスケアをおこなってきましたが、その内、在宅での看取りは70%でした。残り30%の方々は、最終的に入院を選択されたわけですが、その要因は2つに大別されます。1つは、症状の悪化が著しい場合で15%くらいが該当します。しかしながら最後15%の方々は、介護者の状況などの問題でやむを得ず入院するわけです。こういった場合、在宅の時とは違う医療スタッフが係わることとなりますので、住み慣れた住居をはなれなければならない状況に加え、終末期の大切な時間を慣れないスタッフに気兼ねしながら過ごすことにもなりかねません。もしご家族の方の介護疲れを緩和できるような生活支援があれば、随分と状況は変わり、住宅医療の継続の可能性が高くなってきます。私たち医療関係者は医療面だけつい考えがちですが、実は「生活空間支援」が大きいのです。患者さんだけでなく、ご家族に一息ついてもらえるような空間を提供したいという思いがこの「ひと息の村」の構想のはじまりです。「ひと息の村」は病院でもホスピスでもありません。ここは両者が補えなかったもうひとつの時間と空間を提供するところです。
(矢津クリニック院長 矢津 剛)
在宅では、家族と連携しながら訪問看護師やヘルパーが1日1時間以上ゆっくり話しを聴いてケアを行うことで、入院以上のケアを提供する事が可能です。さらに、家族の方が近くにいるという事で心の安定も得ることができます。在宅医療・在宅ケアは、専門病院や診療所と連携し、緊急の対応を行い、うまく機能していけば、入院医療より質の高い看護や医療を提供できると考えています。